瓊林会東京支部長挨拶

「祭は、帰ってきた」

瓊林会東京支部会員の皆様、平素大変お世話になっています。日々お元気で、各方面でご活躍のことと思います。コロナも5月8日より感染法上の5類に移行され、コロナ前の世の中に徐々に戻りつつあります。

東京では、京都「祇園祭」、大阪「天神祭」と並び称される日本三大祭の「神田祭」が4年ぶりに開催されました。「神田祭」はご存じの通り千代田区の神田明神の大祭で、徳川家康を始めとした徳川将軍家の庇護により江戸時代から続き、将軍家ゆかりから「天下祭」とも呼ばれています。

今年の「神田祭」はコロナ禍で中断されていただけに、祭が帰ってきた喜びもあり、大変な賑わいとなりました。約200基の神輿が繰り出し、多くの人々が集い熱狂する姿は、様々な暮らしの中で今を生きる喜びと感謝を爆発させているようにも感じました。全国津々浦々、大小さまざまな祭があります。祭は、古来よりその地域やコミュニティを結ぶ重要な先人の知恵のようにも思えます。

さて、瓊林会東京支部では7月8日(土)に、4年ぶりに対面の支部総会を開催いたします。 瓊林会東京支部総会は、年に一度の「お祭り」と思っています。我々、長崎高商・長崎経専・長崎大学経済学部同窓生にとって、同窓生を結び付け、お互いが元気になる「お祭り」と思います。

今度の総会は、コロナを乗り越え、お互いの元気を称え、肩を叩きあう「お祭り」にしたいと思います。そして、最後に皆で肩を組み高商歌「暁星淡く瞬きて」を大声で歌いたいと思います。

皆さん、祭は帰ってきました。同期の友人、サークルの先輩後輩、ゼミの仲間等々お誘い合わせでのご参加宜しくお願いします。

今年度の活動計画は改めてご説明しますが、コロナで失われた3年を一気に取り戻す覚悟で支部運営に望みたいと思っています。引き続き会員の皆様のご支援、ご鞭撻、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。

 

(令和5年5月)
瓊林会東京支部長 国広 昭彦