【開催報告】令和8年度 瓊林会東京支部 定時総会
令和8年7月11日(土)、令和8年度の瓊林会東京支部定時総会が開催されました。
昨年、母校長崎大学経済学部は創立120周年という大きな節目を迎えました。121年目の「再出発」の年として位置づけた本年は、現役の若い会員からシニア世代まで、世代を超えた多くの同窓生が一堂に会し、旧交を温めるとともに未来への絆を強める大変有意義な一日となりました。
令和8年度 定時総会
総会は、本部よりお越しいただいた公益社団法人瓊林会会長の山下秋史様のご挨拶から始まりました。母校の近況や全国の同窓生への温かい期待を込めたご挨拶をいただきました。続いて、東京支部の国広昭彦支部長より、日頃の支部活動への協力に対する謝意と、本年度の活動に向けた力強い方針が述べられました。
議事においては、以下の3つの議案が審議され、いずれも拍手多数をもって満場一致で可決・承認されました。
- 第一号議案:令和7年度 会計報告
会費減少の課題はあるものの、皆様のご協力と効率的な経費削減、そして前年度繰越金の充当により、安定した運営基盤を維持していることが報告されました。監事の岸川泉様(学31回)より適正・妥当である旨の監査報告をいただき、無事承認されました。 - 第二号議案:令和8年度 事業方針と予算案
本年度は「再出発」の年。世代を超えた交流を一層促進し、同窓のつながりを実感できる活動を強力に進めます。好評を博している「長崎文化財さるく」などのイベントをさらに充実させ、若い世代の参画を促すとともに、効率的な予算執行を徹底する方針が承認されました。 - 第三号議案:役員人事
長年にわたり副支部長として尽力された堀内宇氏(学29回)が退任され、新副支部長として同じく学29回の長岡健氏が就任されました。また、中村奈美副支部長(院16回)、中川和彦運営委員(学29回)、渡邊俊介運営委員(学29回)、そして牧野陽一郎事務局長が任期を更新。新たな運営体制がスタートしました。
特別講演会
講師:橋爪 海 氏(株式会社Booon 代表取締役)
総会終了後に、注目の若手起業家である橋爪海氏をお招きし、特別講演会が開催されました。
講演では、橋爪氏のアントレプレナー(起業家)としての情熱に満ちた軌跡が語られ、聴衆は一気に引き込まれました。現在展開されている「株式会社Booon」の革新的な事業内容として、特に注目を集めたのが「昆虫由来の飼料」を用いた水産養殖業の課題解決です。
世界的な人口増加に伴い、魚の養殖用エサの価格が高騰する中、昆虫を活用した高品質かつ低コストな飼料の開発がいかに漁業養殖産業に革新をもたらすかについて、具体的なデータをもとに熱く語っていただきました。さらに、この技術から生まれる有機肥料を農業分野、特に有機農業へと循環・展開させていくという「循環型社会の構築」への展望も示されました。
参加者からは「母校の伝統を受け継ぐ若い力が、世界の課題に挑んでいる姿に大変刺激を受けた」と大きな拍手が送られました。
懇親会
会場を移して懇親会が開催されました。
懇親会には、長崎大学経済学部長の井田洋子様をはじめ、長崎県や長崎市東京事務所等から多くのご来賓をお迎えしました。井田学部長からは、母校の現在地とこれからの教育・研究活動への熱い思い、そして同窓会との連携強化についてご挨拶をいただきました。
井田学部長の挨拶の後、長崎県産業振興財団岡野様、長崎市東京事務所渡辺様、瓊林友の会中野様の挨拶をいただきました。
そして、乾杯の発声です。本年めでたく米寿(88歳)を迎えられた、大先輩の伊津野平様(学部09回卒)が登壇。お元気でハリのあるお声でのユーモアあふれるスピーチに会場は笑顔に包まれ、高らかな乾杯の発声とともに、祝宴がスタートしました。
宴が始まると、各テーブルでは年代の垣根を取り払った歓談の花が咲きました。
現役世代の若い同窓生が、大先輩から当時の長崎の様子や社会人としての心構えを教わる姿や、久しぶりの再会に手を取り合って喜ぶ同級生たちの姿など、会場のあちこちで「長崎での青春時代」を共有する者同士ならではの温かい笑顔が見られました。郷土・長崎の話題や名物に花を咲かせながら、お互いの健闘を称え合う時間は、まさに瓊林会が持つ「同窓の強い絆」そのものでした。
最後は、全員で懐かしの高商歌「暁星淡く」をお互い肩を抱き輪になって歌いながら、次回の再会を約束し、盛会のうちに幕を閉じました。
おわりに
令和8年度の定時総会、特別講演会、懇親会は、皆様のご協力のおかげで大盛況のうちに終了いたしました。運営等至らぬ点もあったかと思いますがご容赦下さい。
新役員一同、121年目の新たな歩みを一歩ずつ力強く進め、会員の皆様にとって「集いやすく、役に立ち、誇りに思える東京支部」の運営に全力を尽くしてまいります。
来年は、7月10日(土)に同じ会場で開催します。本年の総会に参加できなかった方も、参加いただいた方もこぞってお集まりください。
今後とも、瓊林会東京支部の活動への温かいご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。























